カメラマッピング

このサンプルは写真一枚から3Dカメラの動きをつける”カメラマッピング”という手法です。本来は3DCGソフトで可能な手法ですが、今回はAE上でこれを実現しています。AEでのカメラマッピングは本来の3DCGオブジェクトに映像を投影するのではなく、平面レイヤーにライトから影をマッピングする機能=シャドウマッピングの原理を応用したものです。ですので、少し分かりづらく、難しい面もありますが、何回かトライして出来るようにすると表現の幅が広がって面白いと思います。

カメラマッピングとは任意のオブジェクトに対してある場所(カメラ、ライト)からテクスチャを投影マッピングする手法のことです。通常の3DCG上でのuvマッピングや正投影のマッピングとは違いパース(画角)を持ってマッピングすることが特徴です。そのためパースマッピング、カメラプロジェクションと呼ぶこともあります。
元々はライトからオブジェクトのシャドウ(影)をマッピングするシャドウマッピングの手法を応用してシャドウの代わりに画像や動画をマッピングすることから派生しています。AFterEffectsでのカメラマッピングはこのライトによるパースマッピングの手法を用いています。

カメラの主観移動としては効果的な手法ですが、地面との接地するモノ(キャラクターや木など)ではプレートがバレてしまう恐れがあります。また、地面の映り込みなどもマップが流れてしまう恐れもあるので注意が必要です。

3Dレイヤー平面を用いて、

まずは正面だけ穴の開いた3Dの立方体を作ります。

各面はパースが分かりやすいように

エフェクト/描画/グリッド

を張っておいてください。(最終的にはOffにします)

カメラも作成しておきましょう。

「1ノードカメラ」で焦点距離は「18.00㎜」にしておきましょう。

ライトも作成しておきます。種類は何でもよいです。「ポイント」「影を落とす」にしておきます。

ライトの位置はカメラと同じ位置にします。⇦⇦⇦ライトから投影マッピングをおこなうため

立方体を作って、写真に合わせて消失点、パースを合わせていきます。

さて、

ここからがカメラマッピングのセッティングです。

まずは、マッピングする画像の設定を

背景画像=投影したい画像は
シャドウを落とす → 『効果のみ』
ライト透過 → 100%

投影する平面の設定は

平面レイヤー『シャドウを落とす』をオン

『ライト透過』を100%にする

画像の位置を平面の位置よりも手前に配置し直します。(平面と同じ位置だとマッピングが上手くいかない)

画像のサイズを調整して、画面内に全体が収まるようにします。

カメラを動かしてみてください。

画像が投影されて貼られているはずです。これがカメラマッピングです。

いかがでしょうか?うまくいきましたか?

 




手前の人物だけ別レイヤーにした配置、影もレイヤーを倒したものを配置

参考リンク

 CGメソッド 
【AfterEffects】カメラマッピングのやり方 - CGメソッド
http://www.cg-method.com/entry/2016/09/22/202416
AEでカメラマッピングできないか調べてみましたら、チュートリアル見つけましたので試してみました。 www.videocopilot.net 少し手間ですが、結構面白いのでどこかで使ってみたい表現です。

注意点は
ライトをカメラと同じ位置に置く
背景画像=投影したい画像は
シャドウを落とす → 『効果のみ』
ライト透過 → 100%

平面レイヤーを3Dレイヤーにして『シャドウを落とす』をオン、この時に『ライト透過』を100%にする

この点に注意してください

別コンポジッションで映り込みレイヤーを用意すればまた面白い表現が出来ると思います


データはHAL内のサーバーか
こちらからもダウンロードできます

3Dトラッキングと組み合わせるともっと複雑な実写映像の中でもカメラマッピングの面白い表現ができます
Easy Camera Mapping VFX with After Effects | Tutorial