本日が講義最終回です。

有志の人がまとめてくれた『DA22 Demoreel2019』を載せておきます。

そして、

最後にみなさんへ贈る言葉としていくつか思いついたことを述べさせてもらいます。

クリエイターを目指す君たちへ

1 みなさんはとても優秀
みなさんの作るということに対する姿勢は非常に素晴らしく、自分で調べたり、チュートリアルを見ながら真似をしたり、サンプルファイルを自分で解析したりすることに積極的だったような気がします。大学で教えているとそのような場面に出会うことはほぼ皆無です。そういう意味での自主性をもっともっと伸ばしていってください。

2 就活に対する意識も高い
専門学校であるから当たり前かもしれませんが、就職先に対して早い時期から考えたり、調査研究したりしている気がします。その点も素晴らしいことです。

3 グループワークの経験
HEWなどのグループワークを通じて他の人の考え方ややり方を見たり、理解したりする経験も積んでいる気がします。早い段階で経験することが、今後社会に出てからの映像制作に必ず通じるはずです。

良いことを並べましたが、ここからは、これから努力して欲しい点です。

4 もっといろいろな作品を見て体験しよう!
社会に出た時にCGやVFXなどに従事する時、必ず必要になってくるのは映画や、CM、MVなどいろいろな映像をどれだけ見ているかです。打ち合わせの時にも「あの映画のこのシーンように、、、」なんていうことを言われることはしょっちゅうあります。お互いにイメージを共有するためにたくさんの映像を見ておくことが今後に役に立つはずです。授業でも言いましたが、リファレンスをたくさん持っておく、ことは重要です。

作品というのは別に映像だけにとどまりません。書籍、演劇やコンサート、アート、写真など様々なジャンルのクリエイティブを刺激するものと出会っておきましょう!

5 もっと最先端で動いていることに興味を持とう!
授業でも教えましたが『カメラマッピング』などは意外と教えるカリキュラムから抜けてしまっている最新技術表現です。それ以外にも『シーンリニアワークフロー』のようなここ数年の中で培われてきた最先端の知識を持つことが求められていくと思います。

6 もっと他のデジタル映像や最新技術に興味や関心を持ちましょう!
みなさんと接していて一番気になったことは、ゲームやアニメ、CMなど既存のしかもメジャーなエンターテイメントの業界にしか目を向けていないことです。でも実はゲーム業界、CMなどのいわゆる既存のコンテンツは停滞気味です。ここ10年伸び悩んでいるのが現状です。それに代わって今勢いがあるのがVR、AR、MRなどの新しいデバイスを使ったジャンルです。VRはエンタメ以外にもデザイン、医療、建築などでも大きな伸びを示しています。
また、オリンピックに向かって街中に増えているのがデジタルサイネージと呼ばれる電子看板や、モニターです。今までの横長映像と違って縦長だったり、今までの規格とは全く違うサイズのものが出てきています。こちらもその中身のコンテンツを作る需要は伸びています。
それ以外にもAIなどを取り入れたUI(ユーザーインターフェース)に代わるUX(ユーザーエクスペリエンス)がこれからの新しい映像作りに欠かせないものとなっていくと思います。

ぜひ、そういう今何が動いていてこれから先何が伸びていくのかを考えられる人になっていってください!

また、どこかでお目にかかれる時があれば、気軽に声を掛けてください。

また会える日まで、

ありがとうございました。