先週は、”未来創造展”のため休講でした。

そのため、昨年に提示した課題の提出は本日おこないます。

HYOKA-01

それと同時に提出した課題を鑑賞したいと思います。

 

後半は、以前に教えたカメラマッピングの応用の話をしたいと思います。

いきなりですが、

『田んぼアート』の話をします。

『田んぼアート』とは?

『田んぼアート』って知っていますか?今日はこの話からスタートします。

こういう写真は見たことがあるかと思います。これが、今日の『カメラマッピング』とどういう関係があるのでしょうか?

 

実は、この『田んぼアート』はある視点位置から見るとちゃんと見えるように設計されていてそのためにパースを引き延ばして田んぼを作っているわけです。つまり

ある視点から描きたい絵柄(画像)を『カメラマッピング』しているわけです。

 oyamatanboart.com 
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https://oyamatanboart.com/wp-content/uploads/2016/05/e23c06570d90b06fcd76305f96816a64.pdf

 

お分かりになりましたか?

もうひとつ

プロジェクションマッピングも映像の作り方は、『カメラマッピング』をしています。作成した映像を建物や立体物に投影(=マッピング)してどのように映るか、をテストしたりしています。これも『カメラマッピング』して確認しているのです。

いろんなプロジェクションイングの例を紹介する前に、日本で流行った話をしましょう。日本でPMが流行ったのは2012年12月に上映された「TOKYO HIKARI VISION」です。東京駅丸の内駅舎の建物にプロジェクションマッピングするイベントが行われました。当日の観客が予想以上に多かったことから、翌日の上映が中止になったほどです。

プロジェクションマッピングの例

プロジェクションマッピングを正確に行なうためには3次元的な形状を把握するする必要があります。

Anamorphic Illusion 歪視および錯視の実例
プロジェクションマッピングの実例を上げながら解説していきたいと思います。

平面へのマッピング

まずは一番基本的なプロジェクションマッピングです。平面の壁が立体的に浮き出たり、壁からオブジェが飛び出してきます。観客はGCで作られたパースや立体感を擬似的に体感してあたかもそこに立体物が存在するかのように錯覚します。

オブジェへのマッピング
単純な椅子やビンなど、最近は人間の体へPM

Hyndai Projection Mapping

建物や巨大壁面へのマッピング

パフォーマンスマッピング
ライブの人間との絡みやミュージシャンのパフォーマンスとしてのPM

複雑な立体物や動く物へのPM
動いているものをトラッキング(追尾)してその位置座標に映像を投影するもの
ピンポン球へのPM

トラッキング&プロジェクションマッピング

人間の顔に小さなマーカーを貼り、顔の位置と向きを検出してPMしたもの

元SMAPの香取くん草彅くんが登場する同じsmap Face Hacking

原宿にあるレストランで限定公開されたディナータイムテーブルの上で行われるPM。可愛い小人たちが食事やデザートをサーブしてくれる。作ったのはドイツのアートチームSkullmapping。

最新PM事情
カメラの視点を考慮してそのアングルに対して正確なパースの映像を提供するもの

『BOX』
工作用機械と映像を組合わせたもの。コンピュータ制御により正確な同期が実現しています。

プロジェクションマッピングの手法を理解してみるとカメラマッピングなどに応用が利くということが分かると思います。
自分でも興味があったらやってみると良いと思います。